成功の定義
成功の定義とは
成功が定義されていればなんだって良いと思うが簡単に言うと「いつまでに、何が、どういう状態になっているのか?」。
なぜ成功を定義することが重要なのか
成功の定義なくして成功することはないから。
成功の定義がわからないが成功するということはありえない。
その状態に達成していてもそれが成功だと定義されていないのであればそれは成功ではない。
その状態に達したことを後付けで、「成功」と呼んでいるにすぎない。
仕事をしている以上何かしらの成功を目指しているのだと思うが、その成功の定義がわからないがとりあえず手を動かしている状態を度々見る。
また、成功の定義を聞いても長々と話し出して関係津に答えられなかったり、資料を探し出すケースに遭遇することがある。
この場合、理解が足りてなかったり情報の構造化が曖昧なんだと思う。
成長して何かを達成するうえでで大切にしている3つのこと でいう「1. 作戦を立てること」「2. 理解を怠らないこと」ができていればこの曖昧さは消えていく。
成功の定義には、大きさと距離がある
仰々しく「成功の定義」なんて言っているがこれはとても身近なものだ。
そしてこれははるか遠くにあるとてつもなく大きいものだけを指しているのではない。
いくつかの例を挙げてみる。
サッカーにおける成功の定義
1試合における成功の定義は、サッカーでいうところの1試合で相手より多くの得点を取り勝利すること。
しかしその大きく遠い成功の定義を達成するために他の成功の定義があるかもしれない。
例えば、相手チームは体力が無くて替えの選手も豊富ではない場合、実は前半で1点取られても問題ない代わりにたくさん走らせることが、前半における成功の定義かもしれない。
またその成功の定義を達成するためには、普段から走り込みを行いチームメンバー全員が5kmをx分で走る、ということが更に小さく、近い成功の定義かもしれない。
受験における成功の定義
受験における大きく遠い成功の定義は、当然志望校に合格することだ。
志望校は東大理科一類だとする。
合格のためには共通一次で足切りを突破し、二次試験で良い結果を出さなくてはならない。
ちなみに点数配分は以下。
- 1次(110点満点)
- 国語:40点
- 社会:20点(世界史B・日本史B・地理B・倫理政経から2科目)
- 数学:20点(数学I・A、数学II・B)
- 理科:20点(物理・化学・生物・地学から2科目、または理科基礎から2科目)
- 外国語:10点
- 2次(440点満点)
- 数学:120点
- 理科:120点(物理・化学・生物・地学から2科目)
- 外国語:120点
- 国語:80点
英語・数学・理科に力を入れるのが良くて、社会科科目の点数が低くてもそこまで問題はないことがわかる。
このような場合、高校1年生から「社会科で満点取るぞ!」として力を入れても効率的ではない。それよりも数学の基礎を固めることが重要だ。
合格のために通常の試験でも高得点を取ることは大切だが、優先度が存在して、長期的な成長を考えたときにまずは英数の優先度が高くなる。
つまり、大きな成功の定義(東大理科一類合格)から逆算して、中くらいの成功の定義(各科目の目標点数)、小さな成功の定義(今月の模試で数学何点取る)を設定していく必要がある。これが「作戦」だ。
会社でもこんなことはないだろうか。
「大きなボトルネックではなくて、積み重ねることができないが取り掛かりやすそうなこと」から初めて売上(学校のテストの合計点)はあがる。
それでステークホルダー(親)は一時的に喜んでくれるが、その後思ったよりも売上は上がらない(積み上げていける英数を疎かにして伸び悩む)。
成功までの道筋は直線的ではない
上記2つの例からもわかるが、成功の定義には大きさ、距離があり、向かうための成長曲線は直線ではない。
前半1点取られても後半でまくるという作戦があるのならそれでOK。
高校2年生まで社会科が全然できていなくても高校3年生になってからでも十分合格できる。
ミーティングにおける成功の定義
実はミーティング1つとっても成功の定義はあるはず。
- 共有されて質問事項が洗い出せればOKなのか?
- 何かが決まってなくてはいけないのか?
「終わったときにどういう状態であったらこのミーティングは開催して成功だね」となるんだろうか?
「毎週"定例ミーティング"という名目でなんとなく1時間予定が抑えられているが、実際は開催している意義を感じていない」みたいなケースはないだろうか?
そのミーティングは成功しているのか?
時間を費やすということはお金をかけているということなんだが、かけたお金以上に価値のあるミーティングなのか?
ミーティングに関しては別記事で書く。